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後部座席
雨の夜 光る街
この景色は
あの日から
恋をしてから
はじめて触れたものも
何度も見たものさえ
あなたに出会って ここにいなければ
私は知らずにいたのでしょう
あなたを想って選ぶ花の色
あなたが笑った時の空
苦手だった自分の名前も
優しい声で呼ぶたびに
好きになった
時には痛む胸も
あなたと生きる証
些細なことで曇っても
魔法のように一瞬で晴れていく
一人で眠る寂しさも
離れた後の帰り道の切なさも
綺麗な言葉では示せないけれど
ずっとそばにいるよ
あなたに出会って 恋をしなければ
私は知らずにいたのでしょう
あなた以上に大事なものはない
最後までそう思うでしょう
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