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孤独なものは全部捨てたんだ
どれが嘘か本当か
知ってるはずなのに目を塞ぐから
ダレモシラナイ
風に揺れた窓から星影ひとつ
鏡に映る僕は誰の理想か
この世界で見えるのは優しい色の
餌を吊り下げ待ってる獣ばかりだ
どうしようもない感情に振り回された
あの日の僕は正しかったと証明してよ
孤独なものは全部捨てたんだ
どれが嘘か本当か
笑顔の裏に隠す仇(あだ)は残らず
僕が知ってる
壊れかけの現状はいらないんだ
全部紛い物でも
軽い口から吐いた澱はいつでも
誰も知らない
誰も知らなくていい
雨に濡れた子猫があくびをひとつ
思い煩うこともなく空を見上げた
さんざめく街角で姿を探し
ありふれた優しさで安堵していた
変わりのない感情に居座ってるのは
裏切りの影 見えない嘘に気付いてるから
孤独なものは全部捨てたんだ
どれが嘘か本当か
笑顔の裏に何が隠されてても
僕は知らない
壊れかけの現状はいらないんだ
本音 真実 そんなもの
輝く瞳の奥 涙の影も
誰も知らない
誰も知らなくていい
見え透いた言葉 貼り付けた笑顔
僕を守る砦 きっとみんなそうだろう
間違った倫理隠し生きている
孤独なものは全部捨てたんだ
どれが嘘か本当か
知ってるはずなのに目を塞ぐから
ダレモシラナイ
孤独なものは全部捨てたんだ
本音 真実 そんなもの
輝く未来へと願う心は
誰も知らない
僕が知っていればいい
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